放課後等デイサービスの利用対象者や手続きについて
放課後等デイサービスの利用対象者
放課後等デイサービスの利用対象年齢は、主に6歳~18歳までの就学している子どもたちです。
身体障害、知的障害、精神障害、発達障害などの障害を抱えている子どもたちが対象になっています。
受給者証が必要
放課後等デイサービスを利用するためには、受給者証が必要になってきます。
この受給者証とは、「障害児通所支援」を利用するために、住んでいる市区町村から交付されるものです。
受給者証をもらうためには、申請から支給決定まで約2週間(自治体によっては1カ月~2カ月)かかりますので、計画的に申請するようにしましょう。
受給者証をもらうためのステップ1:施設の見学
放課後等デイサービスを利用すると決めたら、まずは施設の見学などをしてください。
事前に放課後等デイサービスの見学をして、空き状況を確認したり、子どものことを相談したりしておけば、申請した後の手続きや契約がスムーズになります。
受給者証をもらうためのステップ2:相談と申請
住んでいる市区町村の担当課、または指定特定相談支援事業所へ相談をしましょう。
そこで利用したい福祉サービスを決定します。
それが決まったら、申請書をはじめ各種必要な書類をそろえて市区町村に申請をします。
※必要な書類は市区町村によって異なりますので、よく調べておきましょう。
受給者証をもらうためのステップ3:担当者と面接
受給者証をもらうために、市区町村担当者と面接があります。
そこでは利用条件を満たしているのか、希望する利用頻度はどれくらいなのかなど聞き取りがあります。
提出された書類と面接での聞き取りの結果、支給の要否や支給量が変わってきます。
受給者証をもらうためのステップ4:受給者証の発行
必要書類や面接の結果、条件を満たしていると判断されたら、受給者証の発行となります。
受給者証発行のポイントは、お子さんの障害の種類や程度、精神の状態。保護者の状況や利用に対する意向や内容などです。
受給者証が貰えたら放課後等デイサービスと契約
晴れて受給者証が手元に届いたら、事前に相談などをしていた放課後等デイサービス施設と契約できます。
大切なお子様が通う場所ですので、事前に聞いておきたいことや確認しておきたいことなどをすべて聞いておきましょう。
また受給者証は更新が必要となりますので、有効期間を確認しておいて、期間が終了する1~2カ月前には更新の手続きを行っておきましょう。