基礎知識

放課後等デイサービスで働いている人

放課後等デイサービスで働いている人について

放課後等デイサービスを利用するにあたり、放課後等デイサービスで働いている人がどんな人なのかを知るのはとても重要です。
どんな資格を持っているのか、どんな風に働いているのか。
この記事では放課後等デイサービスで働いている人にスポットを当てて、まとめていきます。
 
 

スタッフさんの職種

放課後等デイサービスで働いている人は「児童発達支援管理責任者」「管理者」「児童指導員」「指導員または保育士」のいずれかの職種に就いています。
それぞれどんな仕事をしていて、どんな資格を持っているのかをみていきましょう。
 

児童発達支援管理責任者

放課後等デイサービスには「児童発達支援管理責任者」が最低1人いなければいけません。
「児童発達支援管理責任者」は、利用する児童の成長に合わせた個別支援計画書を作成したり、職場のリーダーとして組織を管理したりします。
また保護者との面談なども業務に入っており、とても責任のある職種です。
 

児童発達支援管理責任者になるためには

児童発達支援管理責任者は資格がなくてもなれるようです。
しかし資格がない場合は、実務が10以上必要だったりと中々大変です。
または「社会福祉主事任用資格」や「児童指導員任用資格」などを持っている場合、直接支援業務の経験が5年以上あればなれたりします。
資格があったとしても、なるためにはとても大変なようです。
 
 

管理者

放課後等デイサービスの管理を統括する職種です。
児童発達支援管理責任者の補佐のようなものだと考えてよいでしょう。
この職種も事業所に最低1人必要です。
 

管理者になるためには

管理者になるための資格はありません。
しかし実務経験が一定数ないと出来ない職種です。
 
 

児童指導員

障害を持った子どもたちと密に触れ合うのが、児童指導員です。
子どもたちへの療育や、子どもそれそれの問題に対しての支援を行います。
 

児童指導員になるためには

「児童指導員」という資格はありませんが、なるためには以下2つのどちらかが必要になります。
1つめは大学・大学院において社会福祉学や心理学などを専修し、卒業すること。
2つめは2年以上児童福祉事業に従事して実務経験を積む方法です。
 
 

指導員

指導員または保育士も、児童指導員と同じく子どもたちと密に接する職業です。
児童指導員のサポートをしています。
 

指導員になるためには

指導員になるために資格は必要ありません。
また実務経験も必要ではありません。
なので指導員として実務を積んで、児童指導員を目指す人が多いです。