基礎知識

放課後等デイサービスの選び方

放課後等デイサービスには、それぞれ特色があったり特徴があったりします。
放課後等デイサービスを選ぶときには、特色や特徴を比較して、子どもや保護者に一番合った場所を選ぶのが良いでしょう。

今回は、どのポイントをチェックして選んでいけばよいのか、簡単にまとめてみました。
 
 

施設の選び方

ポイント1:求めることの優先順位をつけて選ぶ

利用するにあたり、放課後等デイサービスにどのようなサービスを求めるのか、順位付けをしましょう。
例えば

  • 土日祝日も利用できる
  • 延長ができる
  • 急なキャンセルにも応じてくれる
  • 子どもに合った勉強をさせたい
  • 運動をさせたい

などです。

このようにしてほしいサービスをあげ、その中で順位付けをすることで、施設を選ぶ時の目安になるでしょう。
 

ポイント2:子どもに合った療育があるか調べる

一言に障害といっても、様々な特徴があります。
例えば、他の子と上手くコミュニケーションを取ることが出来ない子や、精神的に不安定な子、他害・自害をしてしまう子。
こういった子どもの障害に合った療育をしてくれるのかどうか、というのも重要です。

他の子と上手くコミュニケーションが取れない子には、個別支援の療育がある場所が良いですし、精神的に不安定な子には、情緒発達支援に力を入れている施設が良いでしょう。
 

ポイント3:将来を見据えたサービスがある

放課後等デイサービスには、将来自立するためのプログラムを組んでいるところもあります。
そのプログラムも様々な種類があります。

  • 将来自立できるよう生活スキルを伸ばすプログラム
  • コミュニケーション能力を伸ばすプログラム
  • 集中力を養うプログラム
  • 自己肯定力を高めるプログラム

子どもが将来苦労するであろう部分を克服させてくれるプログラムはなんなのか、それを見極め、そのプログラムがある施設を選ぶようにしましょう。
 

ポイント4:年齢が同じくらいの施設に入る

放課後等デイサービスは、基本的に小学生を対象としています。
しかし小学1年生と小学6年生では、体格も違います。
また中には、中・高生も利用している施設もあります。
体格が違いすぎる子どもたちが一緒の場所で遊んだりすると、高学年の子が低学年の子をケガさせてしまう危険性もあります。
なので、年齢が同じくらいの子どもが通っている放課後等デイサービスを選ぶようにしましょう。
 
 

放課後等デイサービス選びは慎重に

以上が、放課後等デイサービスを選ぶ時のポイントです。
一つ一つのポイントをしっかり考えて、子どもが伸び伸び生活できる場所を選んであげましょう。